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プロに学ぶ山の写真講座に参加しました①(机上講座編)

プロに学ぶ山の写真講座に参加しました①(机上講座編)

「プロに学ぶ山の写真講座」に参加しました。

机上講座と実技講座の2回に分けて山岳写真家の塩田諭司さんから学びました。各自が手持ちのカメラ(一眼レフでもスマホでもOK)を使いながら教わるというとても実践的な内容でした。

山で出会う絶景の数々。かわいらしい高山植物。山小屋での食事。目カメラのみならず,写真にもたくさん収めています。

私は,荷物をなるべく減らしたいので,カメラは持参せず,スマホで撮影しています。スマホ(iPhoneX使用)のカメラ機能は,中途半端なコンパクトカメラより優れているのではと思うほど。何も加工しなくても実に綺麗な色になるし,編集機能も充実しています。とりあえずあまり考えずバシバシと撮っています。

ところが,目の前の景色に感動してたくさん写真を撮っても,あとで見返したときはどうも平凡な風景。なんてことありませんか。私的にはあるある,なんです。
それに比べて,プロの写真は,目の前の景色よりもむしろすごい迫力!!合成写真だよね?なんて思うこと,ありませんか。

せっかく写真を撮っても,あとで見たとき感動すらよみがえらないのは残念すぎます。といっても本格的な一眼レフは今のところ手を出すつもりがないので,スマホで上手に写真を撮るコツを知りたいなあと思っていたところ,都岳連から写真講座の案内が。これだ!とピンときました。

机上講座で教わったコツ。全部すぐに使えます!

写真を撮るときの構え方

 肩幅に足を広げて,わきの下を締める。
 シャッターを押すときは呼吸を整える。少し息をとめる。

構図

  三分割法,グリッド線を出して,線が交わるところにメイン(主題)を置く
  メインを上に置くと不安定な印象になるが,あえて上に持ってくるという手法も 
  対角線に流れをつくる(手前から奥へ)
  主役の背景を考える
  雲を入れると季節感が増す(夏らしい雲とか)

小道具

  レフ版 光を集めたいとき,被写体にスポットライトを当てる
  ※A4サイズのレフ版を皆に1枚ずついただきました。
   太陽が強いときは白い面,曇っているときは銀色の面を使うとのこと

  セルフタイマーを使うとぶれにくい。

「今・美・荷」を思い出してください

 塩田さんからは机上講座の最後に「コンビニを思い出してください」とのお話がありました。

 コンビニとは「今・美・荷」

 いいなと思ったらすぐ撮影しましょう

 感性を高めるために日ごろからしい写真や絵画,映像などを見ましょう

 物を軽くしましょう

おまけ 証明写真をとるときに柔らかい表情になるコツ

運転免許など証明写真を撮るときは,フェイストレーニング5秒してから撮ると柔らかい表情になるのでおススメとのことです。

フェイストレーニングは,舌を口の中で左右の頬にあてるだけ。
塩田さんのご友人でCAの方はこのトレーニングを日常的にされているそうです。
早速,参加者全員でやってみました。思っていたよりも舌を大きく動かすので,口回りのストレッチ。口角や頬がほぐれたことを感じます。とっても簡単なので,思い出したときにやってみるといいですね。

さあ,次回はいよいよ,山での実践編です。

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