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暑い夏,文鳥と人間が部屋で共存する方法。文鳥飼育に適した温度を考えると,エアコンと扇風機の併用がおすすめです!

暑い夏,文鳥と人間が部屋で共存する方法。文鳥飼育に適した温度を考えると,エアコンと扇風機の併用がおすすめです!

文鳥は暑さに強く,寒さに弱い動物です。

なぜ文鳥は暑さに強くて寒さに弱いのか?という疑問には,こちらが参考になります。

「 高温多湿なインドネシアを原生地とする文鳥はとても水浴びを好みます。」

引用元:文鳥大学かいぬし学部 https://buncho-univ.com/buncho-research/bathing-basics/  

それでは,文鳥飼育に適した温度は?

文鳥飼育に適した温度は,私の持っている飼育本(「文鳥との暮らし方がわかる本」)によると
 成鳥は温度20~28℃,湿度50~60%
 ヒナは,2週齢で30~32℃/80%以上,3週齢で28~30℃/70%以上,4週齢から8週齢まで25~28℃/60%以上が目安
ということです。

つまり,人間が快適な温度にするために冷房をつけると,文鳥には寒すぎるわけです。そして我が家の文鳥たちは今年8歳。老化もすすんできたので,冷房をつけすぎるのは体に酷だろうなあと思っています。

かといって冷房をまったくつけないと,人間が熱中症になる危険も。

我が家では,冷房を28℃に設定しています。幸い,文鳥がいるリビングは南向きの部屋ではないので,それで問題なく過ごしてきました。人間が家にいる時間は主に夜,そして週末ですしね。

今年は扇風機も併用しています

さて,今年の夏,ある変化がありました。実は,冷房だけでなく扇風機もつけはじめたのです。
なぜなら,コロナ禍で在宅勤務がはじまり,平日に終日,家にいることが増えたためです。

今までは,日中に家にいるのは週末ぐらい,しかも家のなかでじっとしているのではなく,家事をしたり出かけたりしていたので,28℃設定の冷房でも問題なかったんです。
しかし,ずっと座って仕事していると,・・・暑いんですね。どれほど冷たい飲み物を飲んでもやはり暑い。

そんなある日,ちきりんさんのブログで,エアコンと扇風機(またはサーキュレーター)を併用したほうが冷房効率がよく,電気代も安くなるという記事を読みました(ちなみに夏だけでなく冬も併用することで暖房効率がよいという話でした)。


なるほど,部屋の空気が循環すればもっと涼しく感じるかも。扇風機の風があたれば涼しいのは間違いないだろう。季節家電は収納場所もとるので,あまり気が進まなかったのですが,この暑さに負けました。

なぜもっと早く気が付かなかったんだろう?というほど,快適!

さて扇風機が届いて,早速つけてみたところ,実に快適です。扇風機ならば,人間だけに風をあてて,文鳥には風をあてないということが簡単にできるからです。
こんな当たり前のことに,なんでもっと早く気が付かなかったんだろう?(今の文鳥たちを飼い始めてはや数年)


扇風機は,夜にはベッドルームに移動させ,寝るときには微風(私の買った日立の扇風機では「うちわ風」というネーミング)でずっとつけっぱなしです。
こどもの頃,扇風機をつけっぱなしで寝ると風邪をひくといわれた記憶があるので,買った最初のころはタイマーでオフにしていたのすが,熱帯夜の寝苦しさに耐えられなくなり,ある日,つけっぱなしで寝たところ何の支障もなかったので,それ以来,毎日夜の間はつけています。家にいるときはずっとつけている状態ですね。


というわけで,冷房効率を上げるという目的で買ったものですが,思った以上に活躍中の扇風機。おかげで,冷房温度は28℃設定のまま。猛暑でも文鳥と人間がぞれぞれ快適に共存しています。

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