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森の妖精レンゲショウマ 御岳山は日本一のレンゲショウマ群生地です。

森の妖精レンゲショウマ 御岳山は日本一のレンゲショウマ群生地です。

7月下旬に御岳山へいってきました。日本一のレンゲショウマ群生地は、8月までがお花の見ごろです!コースやレンゲショウマの様子、そして御岳山の魅力をレポートします。

暑い時期なのでケーブルカーを利用して体力温存

暑い時期、関東の低山は暑くて敬遠しがちですよね。御岳山のようにケーブルカー利用でいける山なら、登り下りの体力消耗もなく、短時間で別世界へ♪ ケーブルカー御岳山駅は標高831m。山頂(神社)は標高929m。標高がある分、木陰は涼しくて快適でした。とはいえ、下界は猛暑日。暑さ対策は万全に。塩タブレットを多めに持参して食べたり、熱中症対策として念のためOS1(経口補水液)も持参しました。

御岳山の散策コース(レンゲショウマ鑑賞メイン)

今回はレンゲショウマ鑑賞がメインなので、有名なロックガーデンや滝めぐりはしませんでした。時間にゆとりがあるぶん、休憩時間のおしゃべりもゆったり楽しみました♪
御岳山散策マップ https://www.omekanko.gr.jp/course/mitake-mountain-hiking/

JR御嶽駅からバス10分、御岳山ケーブルカーの滝本駅へ
ケーブルカーで滝本駅(標高407m)から御岳山駅(標高831m)へ一気に上がる
富士峰園地を散策してからビジターセンターへ(ムササビをはじめ、御岳山の動植物情報もりだくさん)
武蔵御岳山神社へお参り(御岳山929mの山頂の碑)
長尾平へ下りてランチタイム、ゆっくり1時間半もおしゃべり
ケーブルカーで下山、バスでJR御嶽駅へ

御岳山は森の妖精レンゲショウマの群生地

ケーブルカーを下りてすぐの富士峰園地、ここは御岳山の北側に位置します。この斜面がレンゲショウマの群生地です。7月下旬、薄紫色の花がちらほら開き始めていました。御岳山はなんと、約5万株ものレンゲショウマがみられる日本一の群生地なんです。毎年、夏の風物詩としてニュースになっているのを見かけませんか。

2022年開花数カレンダー http://rengeshoma.guidebook.jp/calendar/

1本の花茎にいくつもつぼみをつけ、株の上から順に咲いていきます。3~4センチの花が下向きにつき、たくさん開くとシャンデリアに見えるともいわれています。7月下旬はまだつぼみが大半、お花はちらほら咲き始めたといった様子でしたが、コロンとした丸っこいつぼみも愛らしいものでした。

「森の妖精」ともいわれるこの可憐なお花、ようやく出会うことができました(^^)

産安社(うぶすなしゃ)から御岳ビジターセンターへ

レンゲショウマの群生地となっている富士峰園地の斜面を登りきると、急に明るい場所にでて、眺望がひらけます。東屋もあってよい休憩ポイントです。

東屋を右手にみて、左方向に向かうと、産安社(うぶすなしゃ)へ。夫婦杉などパワースポットがあります。お参りをして、さらにすすむと、御岳山神社へつながる道がありました。ちょっとわかりにくいけれど、道なりにいけば大丈夫。しばらく歩くと、杉並木の間の山道に合流し、数分歩くと御岳ビジターセンターの裏にでます。

ビジターセンター、私は行くたびに立ち寄ります。ムササビ観察をしたときにもお世話になりました。

ビジターセンターにはムササビの等身大ぬいぐるみをはじめとした動植物の展示、ムササビ観察会はじめ様々な興味深いイベント開催情報を知ることができます。御岳山の自然観察をより楽しむためにも訪れる価値あり!ですよ。

武蔵御嶽神社から長尾平へ 木陰のベンチでゆっくりと

ビジターセンターを後にして、しばらく急な坂道を歩き、大きな神代ケヤキを見上げる場所をすぎます。おみやげものやさんが並ぶ商店街を経て、武蔵御岳神社(山頂)の鳥居をくぐり、階段を上ると、武蔵御岳神社に到着。ここが御岳山の山頂です。

神社から下って、20分くらい歩くと長尾平に到着。トイレがあり、ベンチとテーブルが点在しているので絶好の休憩スポットです。木陰なので暑さもしのげます。心地よい風に吹かれながら、ゆったりとおしゃべり。気が付けばあっというまに1時間半もたっていました!

夕方から天気が崩れる予報だったので、ここでケーブルカーの御岳駅に戻り(長尾平から徒歩25分ほど)、早めに解散しました。

半日くらいのハイキングですが、自然のなかでゆっくり過ごす時間をとれて大満足でした。レンゲショウマ以外にも、アジサイやヤマユリが満開でした。夏は遠い山(涼しい山)に行きたくなりますが、近場の山でも案外、楽しむことができたのは、うれしい発見でした。

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