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長年の夢だった文鳥の聖地、愛知県弥富市へ。17か所を巡り、公務員文鳥にご対面。文鳥の聖地は金魚の聖地でもありました。

長年の夢だった文鳥の聖地、愛知県弥富市へ。17か所を巡り、公務員文鳥にご対面。文鳥の聖地は金魚の聖地でもありました。

長年の夢だった、文鳥の聖地、弥富市を訪れました。

参考にしたサイトはこちら。

1(超おすすめ!) 弥富市内の文鳥スポットめぐりのススメ(文鳥大学弥富研究所)
「ぶんちゃんのお散歩マップ」というGoogleマイマップが載っています。アイコンがなんと、鳥さんマーク。このマップをスマホに表示して歩きました。とても便利です。

2 弥富市のホームページ
弥富文鳥の歴史がわかります。

3 弥富市歴史民俗資料館公式ツイッター
文鳥公務員、ぶんちゃんとさくらの様子がかわいいです。

4 ローカルメディア「やっと見つけた、弥富」
歴史民俗資料館の公務員文鳥、ぶんちゃんが幼いころの動画は何度みても癒されます。

今回の聖地巡礼、17スポット

  • 1番 近鉄 佐古木駅 金魚と文鳥の時計台
  • 2番 「白文鳥発祥の地」の碑 又八神明社のなかにあります
  • 3番 白鳥コミュニティセンター 看板に白文鳥
  • 4番 近鉄 弥富駅 南口のトイレ ぶんちゃん(文鳥)、きんちゃん(金魚)のタイル
  • 5番 こむぎ工房あきらぱん
    お休みでした。
  • 6番 文鳥電話ボックス
    上に大きな白文鳥が2羽止まっています。文鳥のもふもふしたお尻もしっかり再現されています。
  • 7番 ウィングプラザパディ お店のマークが文鳥です
  • 8番 ウィングプラザパディ内2階ジェレミエル 壁紙が文鳥柄です。
  • 9番 ウイングプラザパディ内1階 やとみ文鳥マルシェ(2024年1月6日・7日開催)
    文鳥グッズの販売会です。毎年1月初旬の週末に開催されています。
    可愛いメモやシールを買いました。
  • 10番 弥富市役所 
    お休みでした。
  • 11番 きんちゃん&ぶんちゃんマンホール 市役所前の通りで発見しました。
  • 12番 弥富市歴史民俗資料館
    おもてなし課長ぶんちゃん(白文鳥)、おもてなし主任さくら(桜文鳥)に会えます。
    ぶんちゃんは手乗り。さくらは荒鳥。金魚の水槽がたくさんある一角に文鳥ケージがあります。
    弥富文鳥マップを配布しています。
  • 13番 総合社会教育センター 時計台(金魚・文鳥)とぶんちゃん風見鶏
    なかなか見つけられなかったので、総合社会教育センターの職員の方に案内していただきました。川沿いの遊歩道にあります。
  • 14番 水郷の塔
    木曽川に面した、見晴らしのよい塔です。フェンスに文鳥がいます。
  • 15番 輪中公園内のタイル
    公園内の遊歩道を歩いていると少し広けた場所にでます。その地面のタイルです。
  • 16番 ももの木(洋菓子屋さん) 
    文鳥の里はブッセのジャムサンドです。ジャムはオレンジ、イチジク、イチゴの3種類。ばら売りもあります。
    ぶんちょうたまご(シュークリーム、8個入りのみ)もあります。

    ちょっと外れたところにありますが、これらのお菓子をみて、来てよかったと思いました。実は、弥富市歴史民俗資料館でいただいた弥富文鳥マップをうっかりここに置き忘れてしまったのですが、後日電話したところ、保管してくださっていたので、無事に送っていただきました。実にありがたいことです。 
    ももの木 https://www.instagram.com/momonoki_yatomi/?hl=ja
  • 17番 近鉄 弥富駅 文鳥駅長ポスターがあります。記念撮影するのにぴったりです。

    よく歩きました!歩数をみたら2万歩を超えていました。

弥富市における文鳥飼育の盛衰

弥富市の文鳥飼育について調べてみました。

・インドネシア原産の文鳥(ノーマル文鳥や桜文鳥:黒とグレーと白の羽色)は、江戸時代に中国を経て日本に輸入され、武家屋敷で愛好されていました。弥富市では、江戸時代の終わりに、尾張藩の武家屋敷に女中奉公をしていた八重女という人が、又八部落に嫁入りした際に、桜文鳥をお土産にもらって持参したことをきっかけに、文鳥飼育が始まりました。その後、又八部落を中心に、文鳥飼育が農家の副業として盛んになりました。明治時代には、遺伝の突然変異で、白文鳥が生まれ、日本唯一の白文鳥の特産地となりました。

・文鳥生産は戦後にさらに盛んになり、1970年ころには飼育戸数は200戸以上となり、全国シェアの8割を担いました。しかし、外国産の安い文鳥の流入や人々の娯楽の多様化などにより、1970年代を最盛期として、飼育軒数は減少を続けています(2017年までに2軒に減少)。

・2009年に、生産農家でつくる弥富文鳥組合が解散し、飼育・繁殖技術の継承を願う生産者から、弥富市の隣接する佐屋高校(生物生産科アニマルコース)に文鳥が寄贈され、「弥富文鳥文化復活プロジェクト」が発足しました。生徒たちが文鳥の飼育に取り組み、繁殖させて販売もしています。
佐屋高校 YouTube 文鳥文化を生徒たちの手で繋ぐ「佐屋高校 文鳥プロジェクト」をご紹介!

・弥富市は、実は文鳥よりも金魚の養殖で有名です。こちらも同じく江戸時代にはじまりました。金魚の全品種が揃う弥富は、「金魚の聖地」と言われています。歴史民俗資料館にも、金魚の水槽がずらっと並んでいました。また、弥富市のゆるキャラは、きんちゃん(金魚)です。「およげ!たいやきくん」のキャラクターを制作した田島司さんのデザインによるもの、との説明があります。ぶんちゃん(文鳥)もマンホールに使われているのですが・・・。きんちゃんと似ているので、同じデザインなのかなと思います。でも公式のゆるキャラは、きんちゃんのようです。

次回のお楽しみリスト

今回は半日かけて、駆け足で回りました。お休みだったところもあるし、日が暮れたため断念した場所もあります。そこは次回の訪問のお楽しみにとっておきます。

次回のお楽しみリスト

  • こむぎ工房あきらぱんで文鳥ぱんを買うこと
    甘すぎない「文鳥ぱん」じわじわ人気 白文鳥の発祥地、復活めざす 2021年12月21日 朝日新聞デジタル
  • 市内めぐりのバス(きんちゃんバス、ぶんちゃんバス)に乗ること
  • 歴史民俗資料館の展示をじっくり眺めること
    昔の飼育道具や映像を見て、弥富文鳥の歴史や文化を学ぶことができるそうです。今回は、文鳥職員ぶんちゃんとさくらに夢中になるあまり、展示のほうに気が回りませんでした。
  • ぶんちゃん、さくらに再会すること。今度はぶんちゃんにおみくじを引いてもらいたいです。
弥富文鳥マップ
弥富文鳥マップ(歴史民俗資料館で配布)
G-03ZJB0YMHF