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文鳥をかたどった和菓子、金澤文鳥はユニークな羊羹です。3種類の味を食べ比べました!

文鳥をかたどった和菓子、金澤文鳥はユニークな羊羹です。3種類の味を食べ比べました!

金澤文鳥という和菓子をいただきました。清香室町さんという和菓子店の人気商品です。金澤文鳥特設ページ。

味は3種類。桜文鳥、シナモン文鳥、白文鳥。全種類味わってみましたのでレポします。
私は、1加賀紅茶味(桜文鳥)、2加賀棒茶味(シナモン文鳥)、3白い珈琲味(白文鳥)の順で好みでした。

桜文鳥は加賀紅茶味 

甘酸っぱいドライフルーツとしっとりした羊羹、相性は抜群です。

ベースとなる羊羹は、加賀紅茶味。いわゆる普通の羊羹にくらべて、すっきりした甘さで、紅茶のふんわりした香りがしました。

加賀紅茶はこんな風味です。渋みが少なく、自然の甘みと、水飴のような甘い香りが特徴とのこと。

シナモン文鳥は加賀棒茶味 

ピスタチオとアーモンドがぎっしり詰まっています。ベースとなる羊羹は加賀棒茶。香ばしいほうじ茶です。

加賀棒茶は、金沢にいくと目にすることが多いですね。ほうじ茶は日常的に飲む素朴なお茶ですが、加賀棒茶となるとちょっと高級なイメージです。参考 加賀棒茶(石川県茶商工業協同組合) ちなみに、品川駅のエキナカにある、加賀棒茶のお店でお茶を飲むことができます。

白文鳥は白い珈琲味

蜜漬けした能登大納言小豆(かのこ豆)入り。ベースの羊羹は珈琲味ですが、珈琲のような琥珀色ではなく、透き通った白に近いベージュです。

白文鳥ということであえて「白」にこだわったようです。
特別な抽出方法でコーヒーエキスを抽出して、寒天にコーヒー味を付けたとか。職人さんのこだわりはこちらから読めます。羊羹に小豆が使われていないぶん、具に小豆をもってくるという発想も絶妙です。

和紙を使ったパッケージと卵型の箱

それぞれの羊羹のユニークさもさることながら、パッケージも素晴らしいのです。

文鳥マニアとして、特にツボだったのは、くちばしの色あい。
文鳥のくちばしのグラデーション(赤から白へ)を見事に再現しています。
単純に赤一色でもパッケージとしては違和感はないと思いますが、グラデーションになっているので、文鳥らしさが増しています。

デザインを考えた人は文鳥の魅力をよくわかっているんだろうな、文鳥を飼ったことがあるのかもしれいないな、などと思いを巡らしました。

石川県のアンテナショップで箱入り(5個入り)で販売しています。このデザインにも文鳥愛を感じます。卵型の白い箱、蓋にひっそりと文鳥の型押しがあります。また、Amazonでも加賀紅茶味(箱入り)を買えます。

東京で金澤文鳥を買える場所。バラ売りはデパ地下で!

東京では、高島屋や西武、銀座にある石川県のアンテナショップなどで買うことができます。アンテナショップでは箱売り(5個入り)販売、デパートではバラ売りをしています。

文鳥好き、羊羹好きなら、ぜひご賞味ください。

金澤文鳥
金澤文鳥、卵型の箱に文鳥の型押し
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