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山形の名峰、月山へ 志津口コース、リフト利用で登頂。湿原の草紅葉が美しく、エゾオヤマリンドウが満開でした 月山神社と一等三角点のある山頂は別なので注意!

山形の名峰、月山へ 志津口コース、リフト利用で登頂。湿原の草紅葉が美しく、エゾオヤマリンドウが満開でした 月山神社と一等三角点のある山頂は別なので注意!

湿原の草紅葉が広がる様子を心ゆくまで堪能しました

山形県の月山に登りました。はるか昔、2010年7月に登って以来、なんと13年ぶりです。
歩いたコースはもはや記憶になく、印象に残っているのは、ガスで眺望はほとんどないところ、高山植物が豊富だったこと、ガイドさんが花の名をたくさん教えてくださったこと。高山植物に興味をもつきっかけになりました。

今回、事前の天気予報はいまいちでしたが、奇跡的に、終日雨に降られることなく、登頂できました。
といってもガスは多く、登る途中の眺望はあまりありませんでした。特に山頂付近はガスに包まれ、強風とともに山の天気の厳しさを実感しました。

下山するにつれガスが晴れ、美しい湿原の草紅葉(黄色)が広がる様子を心ゆくまで堪能できました。紫色のエゾオヤマリンドウ、リュウキンカの黄色い葉っぱがあたり一面に広がり、実にフォトジェニックです。赤いカエデもちらほら見えました。

月山にまつわる豆知識

・卯年に月山に参拝すると、12年分の御利益があると伝えられています。月のウサギとは関係はなく、「欽明八丁卯年(547年)に霊験あらたかで功徳のある神仏が月山にご出現されたことから、月山は卯年を御縁年としています。」ということです(出典 鶴岡観光ナビ https://www.tsuruokakanko.com/spot/344

・深田久弥の日本百名山には、「月山の名の起りは、月の形からではなく、その山を仰ぐ部屋の人々が彼等のもっとも尊崇している農業の神、月読尊(つきよみのみこと)を祀ったからである。しかし、その心の底には、やはり月のように優しい山という感じがあったに相違ない」と紹介されています。この言葉通り、なだらかな丘のような形の山です。

・深田久弥の日本百名山に選ばれているのみならず、田中澄江の「花の百名山」にも選ばれています。
(「花の百名山」とは? 出典 山と渓谷オンライン https://www.yamakei-online.com/yama-ya/detail.php?id=2343

志津口(姥沢)登山口から山頂へ。月山神社は山頂ではないので注意!

志津口コース 月山ビジターセンターHP https://gassan.jp/gassan-info/tozan/shidu-ubasawa/

(行程)行動時間 5時間47分(休憩含む)
9:00 月山 姥沢駐車場着
9:44~10:06 リフト下駅‐リフト上駅(15分) 
10:08 リフト上駅から出発(1482m)
11:09 牛首(1729m)
    ここから傾斜がきつくなる。強風のため、寒さも増す 手袋で防寒
12:15 頂上小屋(トイレあり)
12:18 月山神社(1984m)
12:25 山頂(1979.8m) 
    月山神社に向かって歩いていき、ここが山頂かと思ったら、どうも違う。
    神社から少し戻り、神社を正面にみて右方向に、山頂へ向かう分岐を発見(ガスで視界がないので見落としていた)、しばらく歩くと無事に一等三角点のある山頂に到着 
    ガス&強風のため、山頂では長居せず、頂上小屋の前で風をしのぎながらランチ休憩
12:35 下山開始
    ガスがだいぶ晴れてきて湿原の眺望よし 草紅葉は何度も立ち止まるほどの美しさ
14:50~15:11 リフト上駅‐リフト下駅

おつかれさまでした!

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