平日にキャンプにいって考えたこと(その2)
もくじ
7月初旬,平日に2日間休みをとって酸ヶ湯温泉へキャンプにいってきました。
時間キャッシュリッチという言葉をご存じでしょうか。
時間の自由度が高い仕事をしながら,遊びにつかう資金もあるとお金の自由もある。こんな人たちのことを時間キャッシュリッチという呼び方をします。
今回のキャンプメンバーが,まさにそんな人たち。時間キャッシュリッチな人たちと2日間遊んだあと,しみじみ考えたことを書いてみます。
時間キャッシュリッチな人たちの特徴は
今回のメンバーに限らず,時間キャッシュリッチな人たちに共通しているのはこんな点です。
- 平日や休日に関係なく,行きたいときに行きたいところに行って,会いたい人に会っている
- 遊んでいる合間に,仕事もちゃんとしている
- 周りの人にもめちゃくちゃ親切でフレンドリー
- 人との信頼関係や恩義を大切にしている
- 新しいことや関心のあることには気軽にトライしている。心身ともにフットワークが軽い
時間キャッシュリッチになりたい!と以前から思っている私。彼ら(理想)と私(現実)とのギャップをどう埋めていったらよいでしょうか。
理想と現実のギャップをどう埋めていったらよいのでしょうか
私は月から金までフルタイムで働くサラリーパーソンです。現状分析してみるまでもなく,圧倒的に自由な時間が足りてないと感じます。
(1)平日の過ごしかた
起床6時,就寝22時
9時15分から17時15分まで8時間,職場で仕事。
残業にならないよう集中して仕事をしていますが,自分の都合だけでは決められないこともあるし,やむをえない場合は残業します。残業なく帰宅し,夕食をすませたら19時30分。
心身健康のため1日8時間寝るようにしていますので,夜21時には入浴し,22時就寝です。
食事時間を除くと,朝6時~7時15分,夜19時半から21時までの2時間45分がフリータイムです。
フリータイムで私がやっていること。
朝:フリータイム1時間15分
・資格取得のための勉強
夜:フリータイム1時間30分
・文鳥たちを放鳥する。大好物のトウモロコシを食べる様子を眺めたり,手の中に文鳥をにぎってぬくもりに癒される。(毎日)
・SNSの投稿にコメント,コメント返し(これが意外と多い)
・SNSやネットサーフィン(読むだけ)
・ランニング(週1回)
・イベント参加(月1回)
・つくりおき料理(お弁当用のおかず,甘酒,炊き込みごはん,みそ汁の元となるみそ玉)。
これはストックが切れるタイミングによっては休日になる。
・ブログ(副業のため)(週1回 下書き含め2,3時間)
・日記(その日にあったことや考えたこと)
・手帳を見ながらスケジュール見直し
・副業の打ち合わせ(週1回)
(2)休日(土日祝日)の過ごしかた
すべて自由時間なので,カタマリ時間をとれます。
そのため,平日にできないこと,平日にやろうと思ってできなかったことをつめこんでいます(汗)
カタマリ時間でやっていること
・副業(山ガール講座,法人の会計処理,副業のための調べもの)
・登山(趣味・ライフワーク)
・旅行(趣味)
・読書(趣味)
・美術館めぐり(趣味)
・イベント参加(つながり,楽しみ)
・週次の目標振り返り
上記以外
・文鳥たちを放鳥する。
・SNSの投稿にコメント,コメント返し(これが意外と多い)
・SNSやネットサーフィン(読むだけ)
・家事(洗濯と掃除と料理)
・日記(その日にあったことや考えたこと)
・手帳を見ながらスケジュール見直し
現実の時間の使い方について気づいたこと,そして行動の見直し
スキマ時間でできること,カタマリ時間でできること,平日と休日の時間のゆとりを考えて,行動を少し見直すことにしました。
・家事
平日に帰宅してからは家事への気力がわかず,休日に先送りすることが多々あります。しかしスキマ時間でできる分量なのですから,貴重な休日のカタマリ時間がそのために減るのはもったいないですよね。甘酒だけは翌日までかかるので別として,掃除,洗濯,つくりおき料理は平日にやると決めました。
・読書,SNS,ネットサーフィン
スキマ時間での読書もしますが,カタマリ時間をとって集中して読むほうが頭に入るのですよね。平日に読書しようと曜日と時間を決めてスケジューリングしたこともあるのですが,実現していません。平日夜は疲れていますので,同じ読むという行為でも,SNS(投稿を読むだけでなくコメントも)やネットサーフィンに流れがちです。
これはこれでネットワーキングとして有効なので,過度にならなければいいものです。最近はそう考えるようになりました。でもだらだらしないために最長1時間と決めます。そして読書は,好奇心を満たしてくれる楽しい行為なので,私の人生には欠かせません。今の生活のなかでは,休日の午前がいいかなあ。9月初旬の資格試験が終わったら休日のスケジュールに読書時間を組み込みます。
そもそもの気づき。時間キャッシュリッチな人たちは,〇〇〇をとって生きる覚悟がある!
さて,現状分析をして行動宣言もしたところですが。
そもそもキャンプでご一緒した時間キャッシュリッチな方々は,スキマ時間であれして,カタマリ時間でこれして,などと考えて生きているように見えなかったんですよね。だって彼らは,平日休日に関係なく,時間を自由に使える立場なのですから。
そう, 根本的な違いは,「リスクをとって生きる覚悟があるかどうか」なんです。その覚悟を決めて生きてきたから,結果的に時間キャッシュリッチになったのです。今回つくづくわかりました。
キャンプのときに私が「副業を拡大して食べていけるか,まだよくわからない」と言ったところ,時間キャッシュリッチなメンバーの一人から「これでいいのか,と自分が思っているうちは,まだだよね」と言われました。
そう,結局のところ,私はサラリーパーソンという生き方を選んでいるのです。性にあわないと気づいているけれど,その生き方を選んでいるのは,私なのです。
なぜサラリーパーソンを選んでいるのでしょうか。それは自分のスキル・人脈に自信がないから。自営業で食べていけるのか不安だから。それでも,今回のように時間キャッシュリッチな人たちに囲まれる時間を増やしていけば,自分もできるかもしれないと思うことが増え,心理的なハードルは下がるだろうという気がしました。
勝間塾でずーっと言われてきたことが,ようやく腹落ちした,そんな2日間でした。
平日朝からBBQ!そして十和田焼き!!