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海の日の三連休に,1泊2日で尾瀬へ行ってきました(1) ~水芭蕉ジェラートってどんな味?

海の日の三連休に,1泊2日で尾瀬へ行ってきました(1)  ~水芭蕉ジェラートってどんな味?

2019年の海の日は7月15日。(ちなみに山の日は8月11日)
ハッピーマンデーのおかげで,必ず三連休になるのがうれしいですね。
私は毎年,海ではなく,山にいっています。

今回の尾瀬ツアー参加者は,私が部長を務めている登山部メンバー有志,総勢12名。

尾瀬は3年ぶり,通算9回目ですが,何度いっても訪れるたびに発見があり,また行きたくなる場所です。
そして,みなさんにも,一生に一度は訪れてほしい場所の一つです。

尾瀬の全体像をつかむには,こちらがわかりやすいです。
尾瀬国立公園は,群馬県,福島県,新潟県,栃木県にまたがる実に広大なエリアなのです。

初日は,東京から新幹線で上毛高原駅へ。ここから車とシャトルバスを乗り継いで,お昼頃,鳩待峠へ。
鳩待峠でランチをとってから山歩き開始。1時間ちょっと下り道を歩いて,山の鼻。宿に荷物をおいて尾瀬ヶ原の湿原散策。 翌日は,山の鼻から,来た道を逆方向に1時間歩き,鳩待峠へ戻りました。

今回,尾瀬での新たな発見は次の3つ
水芭蕉ジェラート
・ヤマスタというスタンプラリーアプリ
・山の鼻に新しくできたCAFE&BAR Shibutsu

詳細な旅の様子を2回に分けてレポートします。

初日は鳩待峠から山の鼻へ。花豆ソフト,ヤマスタ,そして水芭蕉ジェラート!!

上毛高原を車で出発し,12時頃に鳩待峠に到着。鳩待峠は食事ができる休憩もあり,休憩所の横にはベンチもたくさんあります。各自,持参したおにぎりを食べたり,花豆ソフトを食べたりしてから,身支度を整えます。

花豆ソフトは尾瀬に来たら外せないスイーツのひとつです。
小豆を大きくしたような花豆が原材料。小豆アイスがつぶあん風味だとしたら,花豆ソフトはこしあん風味かな。さっぱりした上品な甘さで大好きです。花豆は尾瀬のふもと,群馬県片品村の名産品なんです。

ヤマスタで鳩待峠にチェックイン!

ヤマスタというのは,名前のとおり,山のスタンプラリー。といっても,昔ながらのいわゆるスタンプではなく(私はこれも結構好きです。山小屋にいくたび,山行記録用手帳に山小屋のスタンプを押しています),スマホのアプリなのです。尾瀬は関東のカテゴリにありますよ。

チェックポイントでアプリを開いてチェックインすると,スタンプゲット。そのスタンプを所定の場所で見せるとオリジナルバッジがもらえるというしくみ。1か所チェックインするごとにゲットできるのがうれしいですね。

鳩待山荘でバッジをゲット。デザインがセンス良くてとても可愛い!全部集めたくなりました(^^)

ヤマスタでゲットした可愛い尾瀬のバッジ

13時頃 山の鼻に向けて出発。行程の半分以上が木道歩きです。

木道は,いかにも尾瀬らしい風景の一つですが,実は雨のとき,本当によく滑るのですよ。
木道で滑って転び,骨折した友人もいます。晴れていても,景色にみとれていると木道からうっかり転落してしまうことも。
とにかく,見た目ののどかさに反して,木道歩きは危険なのです。
とはいえ,下りと登りを比べたら,滑るのは圧倒的に下りのほうです。
鳩待峠から山の鼻へ向かう道は,ゆるやかな下り。逆方面に戻るのは当然ながら,登りです。

今回の天気予報,初日は「曇りのち雨」,2日目は「雨」。
迷いましたが,初日,つまり下り方向に歩くときのお天気が雨に降られなければ大丈夫と判断し,尾瀬行を決行しました。2日目は予報通り雨でしたが,上り方向に歩くので,精神的にだいぶ楽でした。
もし「雨予報の日に,下り方向の長い木道歩き」が予定されていたら?もちろん,催行していませんでした。

3年前,大雨の尾瀬を歩いた思い出がよみがえりました。

山の鼻に到着~♪お待ちかねの湿原散策♪

お宿となる尾瀬ロッジへ。荷物をおいて身軽になったら,おまちかねの湿原散策です!

やっぱり何度来ても,尾瀬はいいなあ。こういう景色がずーっと広がっているのです。

尾瀬の湿原と池塘
尾瀬ヶ原の池塘

雨に降られることもなく,夕食までの2時間弱,尾瀬ヶ原を満喫しました。
ヤマスタは,牛首分岐と山の鼻の二カ所でゲット!

尾瀬ロッジは快適な山小屋♪

 夕食尾瀬ロッジの夕食       朝食尾瀬ロッジの朝食

尾瀬ロッジの食事は,夕食も朝食もとても美味しかったです。
山の鼻にある山小屋はどこも旅館みたいな食事で,お風呂もあるし(環境保護のため石鹸やシャンプーは不可),お部屋もグループごとに割り当て(個室)です。

(注意)山小屋は,お風呂なし,相部屋(混雑時はお布団も1枚を2人でシェア),食事も簡単なものが多いのです。

こういう宿に泊まると,次の日のハイキングや山登りに向けて,気力体力が充実していいなあ~と思います。
尾瀬の山小屋は完全予約制なので,シーズン中の週末は早い時期に予約をしておく必要があります。

「CAFE&BAR Shibutsu」 で水芭蕉ジェラート

夕食後は,山の鼻のビジターセンターでスライド上映を見てから,ビジターセンターの目の前にある「CAFE&BAR Shibutsu」へ。
以前は関係者用の宿泊施設だった部分を改装して,ランプの内装が印象的なカフェバーとして2017年にオープン。ビールや軽食,ジェラートをいただくことができます。

水芭蕉ジェラート
尾瀬の新名物,水芭蕉ジェラート発見!
水芭蕉といえば,尾瀬で6月に咲くあの植物を思い浮かべますが,このジェラートは,水芭蕉という日本酒を使っているのです。今年から販売したところ,花豆ソフトに並び,大人気なんですって。

お店の方によると,鳩待峠のものと,こちらのお店のものとでは,材料となる日本酒が違い(山の鼻は純米吟醸,鳩待峠は吟醸。だったかな?),純米吟醸のほうが風味豊かだそうです。鳩待峠は売れ行きがよすぎて原料の調達が間に合わず,吟醸を使っているのだそうです。それをきいたら食べずにいられませんよね。アルコール分0.9%なので,食べた方は運転要注意。

夜はカードゲームをして盛り上がりました。みなのキャラクターがわかって,アナログなゲームって楽しいですね。昔はトランプとか花札とか百人一首で遊んだものですが,今はすっかりご無沙汰しています。大人になっても,人生にはこういう時間がたくさんあると,幸せ度が増しますね。

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