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100名山60座目!北海道の幌尻岳へリベンジ登山。額平川コースの渡渉はひたすら楽しかったです!

100名山60座目!北海道の幌尻岳へリベンジ登山。額平川コースの渡渉はひたすら楽しかったです!

幌尻岳の額平川コースは沢の渡渉が多いのが特徴です

8/11~8/14 北海道の幌尻岳(標高2052m)に登頂しました。
登山コースが複数あるうち,額平川(ぬかびらがわ)コースをとりました。

昨年夏,同時期に新冠コースでトライしたのですが,登山道に当日の朝,落石が発生して通行止めになり,あえなく登山開始前に撤退したのでした。その後,大雨の影響もあり,登山道はいまだに不安定な様子。それもあって,今回は渡渉が多くて大変だけども,昔から定番の額平川コースにしました。

幌尻岳は日高山脈の最高峰。麓からのアプローチがとても長いのが特徴です。

私たちの行程は次のとおりでした。

8/11 羽田から飛行機で札幌へ。レンタカーで,平取町(びらとりちょう)のとよぬか山荘へ移動(泊)

8/12 とよぬか山荘から登山口近くの山小屋(幌尻山荘)へ移動。(泊)

とよぬか山荘からシャトルバス1時間で第2ゲートへ。林道歩き+登山道(沢の渡渉20回程度あり)で計5時間歩いて幌尻山荘(泊)

8/13 幌尻山荘から幌尻岳を往復 行動時間9時間 幌尻山荘(泊)

8/14 幌尻山荘出発,再び沢を歩き,林道を歩き,シャトルバスの乗り場である第2ゲートへ。シャトルバスでとよぬか山荘へ(泊)

額平川コースの特徴として,第2ゲートからの林道歩きが終わり,北海道電力取水施設を超えてしばらく歩いたあたり(四の沢)から,沢の渡渉が20回ほどあります。増水時は腰よりも上に水がくるほどの深さになるといいます。増水時は流れも急になるので,沢を渡ろうとして流される事故もたびたび起きています。当日の天気が晴れていても,直前までの雨量が多いと沢が増水していることもあり,行ってみないと水量がわからないのですよね。今回,私たちが歩いたときは,深いところでは私の太もものあたりまで水がありました。私は身長が165センチと高いので太ももまででしたが,背の低い友人は思いっきり,腰まで水に浸かっていました。沢用シューズ,替えの下着は必須です。

今回は天候にも恵まれ,最高の登山日和でした。心配していた渡渉も,歩いてみればひたすら楽しくて,この景観を登りつめるアプローチこそ,幌尻岳の魅力なのだとわかりました。行きのシャトルバス乗り場で,下山してきた方の一人から,「沢を楽しめばいいんだよ」と助言いただいたこと,そのとおりです。また,行きのシャトルバスの車内でNHK日本百名山の幌尻岳が放映され,額平川コースの注意喚起ビデオが流れていたため,予習もバッチリ。沢を渡るときのポイントは,上流に身体を向けること。そしてカニ歩き(足をクロスしないこと)です。

幌尻岳アタック!お花畑と北カール&七つ沼カール

早朝6時に幌尻山荘を出発。最小限の荷物を入れたアタックザックで身軽にスタート。登山口から2時間の急登。かなりしんどいです。ここで命の水という湧き水ポイントに到達。実は登山道にあると思っていたところ,そうではなくて登山道から少しだけ(2分くらい)急な斜面を下った場所にあるのでした。命の水はとても冷たくておいしかったです。暑いときは水で顔を洗うだけでも疲れがとれるもの。行きも帰りも立ち寄りました。

命の水から再び登山道に戻り,もう少しだけ急登が続きます。そして,とうとう稜線にでました。目の前には幌尻岳。 「ホロ・シリ」はアイヌ語で「大きな・山」を意味します。たしかに大きな山!。そして山裾はこれまた大きな大きな北カール(カールとは氷河で削られた大きな谷の地形のこと)が広がっています。北カールを左手に見下ろしつつ,お花畑に囲まれた稜線をぐるっと歩き,山頂へ。赤紫色のエゾツツジや白いエゾシオガマ,つぼみが飴玉みたいにカラフルなハイオトギリなど。北海道の動植物は「エゾ」が付くものが多いですね。

山頂は360度のパノラマ。百名山のなかでも最後まで残ることが多い山だけに,98座目ですという人,100名山達成です!!という人。お互いに喜びあいました。

山頂からさらに先,「肩」という場所まで歩くと,七つ沼カールを見下ろす絶景スポット。往復1時間半ですが,この天気ですから当然,足を伸ばして堪能しました。

幌尻岳の北カール
幌尻岳の北カール

北海道の山小屋について

北海道の山小屋は,基本的に自炊で寝具もありません。シュラフと食料を担いでいきます。今回の登山の拠点となる幌尻山荘には毛布があるとの情報だったので,マットは,とよぬか山荘に停めた車においていきました。

幌尻山荘には蛇口から水がでる水道があります(要煮沸)。料理するのに水が豊富なのはとても助かります。山荘前には大きなブルーシートがしいてあり,沢の渡渉で濡れて到着する登山者への配慮を感じました。またバイオトイレが設置されていました。

今回の食事はこんな感じ

8/12:朝:とよぬか山荘のおにぎり2つ,昼:とよぬか山荘のおにぎり2つ,夜:自炊(お好み焼き)

8/13:朝:フリーズドライのカレー,昼:ランチパック(サンドイッチ)とあんぱん,夜:自炊(ラーメン)

8/14:朝:フリーズドライの炊き込みご飯と味噌汁,昼:ランチパック(サンドイッチ)とあんぱん

8/14の午後1時にはとよぬか山荘に戻ってきました。コインランドリーで洗濯して,シャワーでさっぱりしたあと,平取町の人気店じゃんけんぽんへ。平取牛ハンバーグ&ステーキ,超絶美味しかったです。

ちなみに, とよぬか山荘 は旧豊糠中学校の校舎を改造しているので,まさに学校の建物。二段ベッドが設置された大きな教室が2つ,それ以外に食堂や,談話室,お風呂,トイレ,売店など。コインランドリーもあり,お風呂には湯船もシャワーもあって,快適でした。管理人のかたもとても親切でした。ガス缶もここで販売しています。

さて,百名山はこれで60座です。あと40座!!です。

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