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GWはSTAY AT HOME 山は逃げない。山に行ける日まで,日常生活でできる運動を習慣化していきます。

GWはSTAY AT HOME 山は逃げない。山に行ける日まで,日常生活でできる運動を習慣化していきます。

今年のGWはSTAY AT HOME

新型コロナウィルス感染症(Covid19)の拡大が続いていますね。

例年ならば,この時期は新緑の丹沢縦走に行くのですが,今年はSTAY AT HOMEです。

私が所属する登山ガイド団体(日本山岳ガイド協会 略称JMGA)からも,連日のように「山にいかないでください」というメッセージが届けられます。

 参考 山岳スポーツ愛好者の皆様へ(山岳四団体声明)

ブログの最後に掲載したのが,先日送られてきた文書で,ファーストエイド委員会から登山ガイド宛のもの。医師であり登山家でもある委員会の方々からのメッセージに心を打たれました。

山に行けば人は少ないのですが,行きかえりの交通機関や山小屋での感染リスク,そして万一,山で事故を起こした場合にそれがどう影響するか?ガイドだけでなく,登山が好きな方全般に向けて書かれている内容です。

山は逃げませんからね。のびのびとした気持ちで,楽しく山歩きができる日がくるまで,健康に気をつけて,心身ともにゆったり過ごしたいものです。

山は逃げないけど,山に行くための体力は年々確実に衰えていきます。

そこで,私は今,毎日たくさん歩くようにしています(1日平均8000歩を目標)。週1でやっていたランも思うようなペースではできてないのですが,先日,ひさしぶりに自宅から近所を走ってみました(マスクをして走るので,ゆっくりめに)。さらに,家では筋トレ(毎日3分プランクが最低ライン)やラジオ体操,オンラインヨガなど(お気に入りはこちらのヨガ,B-LIFE)。

B-LIFEの朝ヨガ

実は,ここまで「毎日」運動することを意識したことはなかったなあ…と思っています。そう,週1ランニングし,たまに山に行き,たまにジムで筋トレし,そのたびに心地よい疲労感や,運動した充実感に包まれ,これだけやったんだから大丈夫!となんとなく安心していたんですよね。

今はあえて意識して,毎日運動しているので,これが習慣化したら,体力はむしろBeroreコロナよりも向上しますよね。人生の目標の一つ,百名山はまだあと39座,体力なしでは制覇できません。

最後に(日本山岳ガイド協会ファーストエイド委員会からのお願い)

日本山岳ガイド協会のファーストエイド委員会の文書から引用します。

令和 2 年 4 月 22 日

ファーストエイド委員会からガイドの皆様へのお願い

新型コロナウィルス感染拡大の危機的状況の中、ほとんどの会員がガイド業務の自粛要請に応じておられることだと思います。この度、JMGA の活動に関わってきた医療従事者という立場から皆様にあらためてお願いしたいことがあります。

まず、新型コロナウィルスについて知って欲しいことがあります。新型コロナウィルスに感染しても無症状の人がかなりの割合で存在していることが分かってきました。驚くことに、無症状であってもウィルスを排出するのです。つまり、ガイド自身が無症状のまま、本来安全を担保するべきクライアントに感染という危険を及ぼす可能性があるのです。また、よく知られている季節型インフルエンザと比べて、感染してから発症するまでの潜伏期間が長く、発症してからは、よほど短期的に死亡する以外は、長期間の入院が必要になります。従って、新規の発生患者を極力抑えることが出来ないと、病院のベッドは退院出来ない患者で埋まり続け、その結果、医療崩壊を引き起こすのです。さらに、一般的な症状(発熱、だるさ、咳、味覚嗅覚障害)の有無だけでは、このウィルスによる感染症を否定することはできないのです。当初は軽い風邪症状でも、その後、呼吸が苦しくなり数時間で酸素投与が必要な状態になる事もあります。呼吸苦は新型コロナウィルス感染症ではなくとも心不全や喘息、高山病などでも生じます。しかし、野外環境においてこれらを見分ける事は不可能です。逆に言うと、山行中に呼吸困難を認めレスキューを要請した場合、全ての事例において新型コロナウィルス感染症疑いとして救護者に感染防護が求められるのです。そのため、ヘリコプターによる搬送は、防災、警察問わず、新型コロナウィルス感染症が疑われる場合には原則的に不可能なのです。最悪の場合、救助されない可能性があります。万一、救助されたとしても、ただでさえ危険な業務を行なっているパイロットや救助隊員をより一層感染暴露という危険に晒すことになります。怪我だけなら大丈夫というのも大きな誤解です。山岳遭難事例ではないですが、怪我で運ばれた傷病者が入院後の検査で新型コロナウィルス感染症と判明し、関わった医療従事者が自宅待機を余儀なくされるという事例が実際に生じています。

このように、我々は、非常に厄介なウィルスと対峙しているのです。先般、日本救急医学会から、全ての救急搬送症例に対して新型コロナウィルス感染症として感染防護をするように勧告が出されました。救急患者を受け入れる度に、枯渇しつつある防護服やマスクなどの医療資源を大量に消費されます。皆様には大切な仕事ですが、クライアントのレジャーを目的とした登山のガイドという業務中に、この危機的状況で防ぎえる怪我や病気を発生させていいわけがありません。自分は感染しているかもしれないという一人一人の気持ちが大事であり、そのために多くの国民は3密を避けているのです。山への行き帰りの車中、山小屋やテントで3密は避けることが出来ません。また、山行中大変貴重である水を頻回の手洗いのために使うことも、マスクを着用したまま山行する事も現実的ではありません。私は大丈夫という危機的な状況で見られるバイアスが、結果的にあなたを殺人者にするかもしれないのです。

次に、現在の救急医療体制についてお伝えします。現在、東京、大阪、札幌などの都市部の救急センターは新型コロナウィルス感染症の対応に追われ多忙を極めています。さらに、院内感染発生による一部病院の機能停止により、通常の救急患者受け入れに大きな支障が出始めています。多くの国民が自粛し家にいることで、例年より救急件数が減少している状況においても、残念ながら、もうすでに救急患者のたらい回しが生じているのです。平時であれば助かるはずの命が、今は助からない可能性が高まっています。一方で、郊外や地方であるから大丈夫かというとそうではありません。地域医療は医療従事者・医療資源ともギリギリの状況で維持されています。そういった中、感染拡大に対応するため、地域の病院においても新型コロナウィルス感染症の対応に迫られてきました。今は、地域にある医療資源は、他府県からの登山者による急病や怪我ではなく、その地域の住民のためにあるべきものだと思います。

最後に、我々ファーストエイド委員は、この状況におけるガイディング中の怪我や病気を大変心配しています。さらに、ガイド自身やクライアントがクラスターを発生させかねない事態も非常に憂慮しています。本来の仕事が出来ない窮状は十分に察しますが、今やるべき事は、一人一人の努力によって少しでも新規感染者を増やさないことです。今いるべきところは家であり、山ではないと思います。残念ながら、自粛要請の期間は今後も長期的に続くかもしれません。それほどまでに、この新型コロナウィルス感染症は手強いのです。今、我々はそれぞれの病院でこの感染症に全力で立ち向かっています。しかし、我々だけの力ではこの危機を乗り越えることができそうもありません、どうか皆様一人一人の行動によって我々医療従事者を救い、危機を乗り越える手助けをしてください。そして、いつか感染症を乗り越えることができた時は、また、皆様に山や講習会でお会いできたらと思っております。

それまで、安全に、そして、健康に

公益社団法人日本山岳ガイド協会

ファーストエイド委員会  浅井 悌 伊藤 岳 家永 慎一郎

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