梅雨の晴れ間、大菩薩嶺へ登りました 7/2
梅雨の晴れ間に恵まれ、山梨県にある大菩薩嶺へ登ってきました。
行き 8:01 甲斐大和駅に到着。
(5:30に地元の電車に乗りました。我ながら早起き!)
駅からマイクロバスで約1時間。
大菩薩嶺への登山口のひとつ、上日川峠に到着し、トイレやストレッチをすませ、9:24出発。
しばらくは車道歩きでした(並行して山道が見えていたのでそちらのほうがよかったかも)。9:46唐松尾根分岐(福ちゃん荘前)到着。ここから本格的な山道です。
てくてくと歩いていると右手に富士山がちらっと見えます、今日は雲が多いので、富士山の眺望はないかも・・思っていただけに、うれしい♪
10:34 大菩薩峠に到着。介山荘があります。ここで一気に、眺望が開けます。
風が通り抜けて気持ちいい場所。大菩薩嶺への稜線を眺めつつ、小腹がすいたので、エネルギー補給です。
大菩薩峠を後にして、ふたたび登り始めます。
どんどんガスが晴れてきて、振り返るたびに、テンションが上がります。富士山がどんどん見えてくるのです。
富士山の疲労回復効果は抜群です。
(このときは、まだ疲れていなかったけど・・・。下山時に富士山見たかったです。)
賽の河原、神部岩をすぎ、11:52雷岩に到着。
ここから山頂まで10分くらいですが、山頂は樹林におおわれて眺望がないので、雷岩で休憩する人がほとんどです。
私たちも、ここでおにぎりを食べました。
富士山から南アルプスまで、ばっちり見えました。
山友達が今日、南アルプスの北岳から間ノ岳、農鳥岳を縦走しているので、あのあたりにいるかなーと話しながら。
ランチ後、大菩薩嶺の山頂(2057m)へ。
12:32 下山開始。ここからが、とにかくとっても長かった。コースタイム2時間20分となっているところ、私たちは3時間かかって、丸川峠の分岐へ下りました。
初めの頃は、針葉樹の新芽や、かわいらしい苔の花(?)を見つけて、キャーキャー写真を撮っていたのです。
しかし、山梨の森100選に選定されている、コメツガの針葉樹林がえんえん続くなか。思っていたよりも急な土砂の道を歩くと、だいぶ疲れがでてきました。大きな岩が多い道で、神経もつかいます。
奥多摩や秩父の山は、針葉樹が多くて暗いイメージですが、ここ大菩薩もおなじ植生なので、やはり暗いです。丸川峠への下山道はほとんど通る人がいないので、とても静かです。熊鈴をもってこなかったのをちょっと後悔しました。
ようやく15:27に丸川峠分岐の林道に着きました。思っていたよりハードな登山となりました。
バス停に向かっていたところ、温泉宿で立ち寄り湯もやっているというので、汗を流して帰ることにしました。かなりレトロなお風呂でしたが、シャワーもあり、ともかくさっぱり!!お風呂上りにお茶を入れていただき、丸川登山道についてのお話を伺えたのが貴重でした。
16:43のバスで、塩山駅へ。
駅前の食事処で、ビール、枝豆、つくね、そして山梨といえば・・ほうとう!
帰りの電車では、もちろん熟睡しました。
大菩薩嶺の印象が、だいぶ変わりました。一言でいうと、変化に富んだ山。
同じ山でも登山ルートや季節によって、印象が変わります。
これだから山は面白い。