文鳥のお留守番。我が家は2泊以上なら動物病院へ。預けるときのポイントやメリットをまとめました。
もくじ
文鳥は何泊までならお留守番できるのでしょうか
飼育本には「2泊まで」と書いてあります。複数の飼育本を読みましたが,どれも同じです。
ごはん(ペレットやシード)と水を多めに置いて出かければ,2泊までなら大丈夫,と。
でも実際には,1泊留守にするだけでも,なんとなく気になってしまいます。
自宅でのお留守番は1泊2日までが気持ちの限界かもしれません。
実際,我が家では2泊以上留守にするときは,文鳥を動物病院(ペットホテルとして利用)に預けています。
文鳥を動物病院へ預けるときのポイント
事前準備
どこの病院に預けるかを探しておきます。犬や猫は預かってくれても小動物はお断り,という動物病院もあるので事前に問い合わせておくこと。病院によっては一度診察した動物ならOK,というところもありますよ。
預ける日程が決まったら,病院に予約をします。お盆や年末年始は混みあいます。動物病院のスペース的にも限界があるので,予約いっぱいで預けられないという事態にならないように,早めに予約をするのがおすすめ。
文鳥を連れて行くときのグッズを用意します。具体的には,「キャリーケース」と「キャリーケースを入れる大きめのバッグ」が最低限,必要です。キャリーケースではなく普段つかっているケージのままでもいいのかもしれませんが,大きいと移動が大変ですし,移動中に文鳥が驚いて飛び回ったら,ケージの中でけがをする可能性もあるので,小さめのケージで連れていくほうがベターです。
病院までの交通手段は,車(タクシー)利用がおすすめです。騒がしさや,道中の気温変化を考えると公共交通機関よりも車のほうが安心です。
動物病院では,「預かっている間に何かしておくことはありますか?」と聞かれます。爪切りや健康診断など,この機会にお願いすることをあらかじめ考えておきましょう。(なお,ホテル代とは別に料金がかかります)
動物病院に連れて行く当日
日ごろから食べなれているエサ(シードやペレット)を預ける日数分用意して,ジップロックなどの袋に入れます。これも一緒に動物病院に預けるためです。
キャリーケースにペーパータオルを敷き,文鳥をキャリーケースに移して,そのキャリーケースを持ち歩き用の大きなバッグへ入れます。文鳥が怖がって暴れたり,てんかん症状を起こすことがあり,かいぬしとしては心折れる場面です。風呂敷や布をキャリーケースにかけて暗くすると,文鳥が静かになります。
移動中の温度にも気を配ります。暑すぎないか,寒すぎないか。移動は冷暖房のきく車にして,寒いときはブランケットやフリースでキャリーケースの周りを覆って保温します。
動物病院に到着し,キャリーケースに入った文鳥をバッグから出すと,慣れない場所で怖がっていることが多く,ここでもまた,心が痛みます。まして数日間,文鳥に会えなくなるので,このお別れの時間はとても切なくなります。
動物病院では,かいぬしの連絡先電話の確認があり,「万一,具合が急変した場合は,事前連絡なく処置を施すことがありますがご了承ください」と言われます。万一のことなんて考えたくないですが,素直にハイ,と答えます。
お迎えに行く日。元気な文鳥と再会。
しかし,文鳥は結構タフで,順応性が高い生き物です。数日後にお迎えにいくと,お別れしたときの様子とは打って変わって,元気な姿でキャリーケースに入れられた文鳥と対面できます。
以上が文鳥を動物病院に預けるときのポイントでした。
動物病院に預けることのメリット
先日,私は旅行で数日間留守にしたため,我が家の文鳥2羽を動物病院へお預けしました。
お迎えにいったところ,ふうたんのフンがときおり赤っぽい色になるので,念のため獣医さんがフンを診察してくれたと伺いました(診察結果,異常なし)。ちょっとした変化に気づいてくれたことがとてもありがたかったです。それに,この猛暑!動物病院は適切に温度管理がされているので,安心して旅行を楽しむことができました。
帰宅して放鳥すると,文鳥は家のなかを飛び回ります。慣れない環境に数日いることは,ストレスなのでしょうね。ひとしきり飛んで,水浴びして,かいぬしの手のなかで安心してぬくぬくと眠る姿をみると,もう留守番はさせたくないな…とも思うのですが,私にとって旅行することは,生きる楽しみの一つ。
文鳥とは,年2回まで,動物病院でお留守番してもらうことを約束しています。今回預けた病院は看護師さんの対応も親切で,すごく安心感があったので,また次回もお願いしようと思います。