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2020年8月,木曽の御嶽山(おんたけさん)へ。火口から1Km以内の立入規制が一部緩和されています

2020年8月,木曽の御嶽山(おんたけさん)へ。火口から1Km以内の立入規制が一部緩和されています

御嶽山は活火山です

夏休みを利用して,長野県木曽郡木曽町・王滝村と岐阜県下呂市・高山市にまたがる御嶽山(標高3067m)へ登ってきました。

2014年9月27日の噴火は,まだ記憶に新しいのですが,あれからもうすぐ6年になるのですね。

御嶽山は活火山なので,現在,火口から概ね1Km以内は立入規制を継続中,立入禁止とされています。

2018年から,一定期間のみ,この1Km規制が一部緩和され,最高地点である剣ヶ峰まで登山できるようになりました。

 長野県木曽町のホームページ https://www.town-kiso.com/bousai/bousai/100206/100208/

 木曽御嶽山安全対策情報 https://www.ontake-volcano.jp/

長野側から規制緩和ルートに至る最短コースは黒沢口登山道です。

そこで今回は,黒沢口登山道からのピストンとしました。

登山行程(黒沢口登山道からのピストン)

前日 木曽福島の宿に宿泊 

宿泊は「森のホテル」。食事もおいしく,宿の方も親切で快適でした。夕食時には「明日,御嶽山に登られるんですよね」と声をかけていただき,二ノ池ヒュッテの担担麺がおすすめという情報も教えていただきました。また,飛騨頂上に近い五の池小屋も絶景を眺めつつ美味しい食事をいただけて超人気の山小屋だそうです(これはテレビの登山番組で知った情報)。今回は残念ながらいずれも立ち寄りませんが,御嶽山にはグルメ度が高い山小屋がそろっているのですね。

登山当日 

7:00 宿の送迎バスで木曽福島駅へ(10分)。朝食はおにぎり弁当にしてもらいました。

駅から徒歩8分のセブンイレブンで昼食を調達。時間をロスしたので,前日に調達すればよかったです。久しぶりの登山で段取り不足でした。

7:50 タクシー(約1時間。11,000円)で御岳ロープウェイ鹿ノ瀬駅へ。

駅前の観光案内所に事前にきいたところ,駅前のタクシー乗り場には朝でもすぐにタクシーが来るので大丈夫,ということでしたが,この日(土曜日でした)は,朝7:15頃の時点でタクシーは1台もなく,タクシーを呼んでから来るまでに20分かかりましたので,事前に予約しておくことをオススメします。

8:45 御岳ロープウェイで鹿ノ瀬駅→ 飯森高原駅(標高2150m)

9:08 登山開始。天気予報は小雨,ガスガスで肌寒かったのですが,歩きはじめるとすぐに暑くなり,レインウェアを脱ぎました。

9:17 行場山荘(七合目・2180m) 昔ながらの休憩所。古い木のベンチがいい雰囲気。力餅が名物のよう。下山のお楽しみにすることにしました。このあたりからずっと急な登りが続きます。

行場山荘

10:04 女人堂(八合目・2470m) ここから上は樹林帯をぬけるので,視界がぐっと広がり,溶岩が多い風景に変わりました。傾斜は依然として結構きついです。

11:03 石室山荘(九合目・2830m) 崖にへばりつくような形で建てられた小屋。登山道がこの中を通っています。小屋の一角にはたくさんのヘルメットが積んでありました。

11:49 山頂直下 噴火で犠牲になった方々の慰霊碑と,シェルター3基が設置されていました。山頂直下にあった頂上山荘は取り壊されて建築資材の山に。

11:53 さいごの石段を登り,山頂(最高地点の剣ヶ峰・3067m)に到着。

ガスガスでまったく眺望はないけれど,久しぶりに登山ができた喜びに浸りました。そして山頂は標高3000m越え。かなり涼しい,いえ寒いほどです。

山頂には御嶽頂上奥社があり,社務所もあります。御朱印もいただけます。

12:02 下山開始。

少しずつガスが晴れてきました。

石室山荘

12:35 石室山荘。昼食休憩。登りでかいた汗がすっかり冷えていたので,温かいお味噌汁を注文しました。

高山植物もたくさん咲いていましたよ。

13:39 女人堂 当初想定よりも早くつきました。この分なら行場山荘で力餅を食べられそうです。

14:24 行場山荘 力餅(ぜんざい)で休憩。あまじょっぱくて,温かいぜんざいは最高のご褒美でした。もっとのんびりしたかったのですが,帰りのバスの時刻が迫っていたので急いで出発。

行場山荘の力餅

14:39 ロープウェイ飯森駅→14:45鹿ノ瀬駅

15:10 路線バスで木曽福島駅へ。バスは本数が少ないので時刻表を確認しておくことが大切です。

16:13 木曽福島駅。駅から20分くらい歩くと中山道の宿場町,福島宿の古い町並み。有名な田口氷菓店で季節のフルーツを使ったジェラートをいただき,蔦屋旅館の日帰り入浴で汗を流して帰京しました。

イチゴヨーグルトとブルーベリーのジェラート

ヘルメットとマスクを着用しての登山でした

今回,噴火対策として,ヘルメットとゴーグルを持参し,ヘルメットを終始着用して登りました。暑かったですけどね,命には代えられません。ヘルメットを着用していない人もみかけましたが,登山者への注意書きを読んだら,そんな気持ちになれませんでした。なお,女人堂で2020年からヘルメットのレンタル(有料)を始めたということです。

また,新型コロナウィルス感染症の予防のためのグッズとして,マスクや消毒ジェルを持参しました。登りはじめはマスクをしていたのですが,さすがに登りながらのマスク着用は暑かったことと,登山者がすくなかったことから,マスクは山小屋での休憩時のみ,着用しました。

おまけ「きそのおんたけさん」って?

「きそのおんたけさん」って,聞いたことはあったけど,いったいなんだろうとずっと思っていたので,この機会に調べてみました。木曽節という民謡の歌詞なのですね。毎年ちょうど8月に木曽踊りというイベントがあるのですが,今年はコロナの関係で中止でした。木曽福島は観光地ですが,三連休なのに人出は少なくあまり活気はありませんでした。昨年ようやく山頂までの登山道が復活したと思ったら,今年はコロナ。観光業の方には大変な状況が続きますね。

御嶽山は遠くからでも一目でわかる雄大な姿。南北に長いので,広い山頂部を縦断するコースも気持ちよさそうです。今度いくときは長野県側から登って,岐阜県側に抜けるルートを歩いてみたいです。

 

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