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これからの人材マネジメントに重要なことは何だと思いますか

課題本
課題本

7月勝間塾課題図書「21世紀を生き抜く3+1の力」(佐々木裕子著)を読了し
7月20日に月例会に参加しました。著者の佐々木さんは勝間さんのマッキンゼー時代の後輩とのこと、
課題本の著者が月例会のゲスト講師という、何とも贅沢な内容でした。

【月例会の課題】
「これからの人材マネジメントに一番、重要な要素はなんだと思いますか。
それは何故ですか。あなた自身のお考えを書いてください。」

課題図書は読みやすく、大変面白い内容でした。
ちょっと中身をご紹介すると、こんな内容でした。

21世紀は、多様な専門性をもつ「個」が、国家や起業という枠組みを超えて機動的にコラボレーションする共創の時代。
その21世紀を生き抜くスキルとして、
 ・考える力
 ・共創する力
 ・進化する力
が求められており、それら3つのすべてを回す核となるのは、「自分が目指したい世界、目指したいものは何か?」
という問いに対する答え、ブレないゴールである。

ブレないゴール。

簡単にいいますが、「自分が目指したい世界、目指したいものは何か?」を考え抜く作業は、
本当にとことん考え抜いておかないと、すぐにブレてしまうでしょうね。
特に私は、流されやすく、飽きっぽいので、要注意です。

恐ろしいことに、著者はこのように言っています。

「個性やアイデンティティが明確であればこそ、自分の役割が明確で、
だからこそ、さまざまなところから声がかかり、共創の輪に入っていくことができます。
でもこれがぼやけている『個』は、変化の波を漂うしかありません。」

ひゃー。この言葉、肝に銘じておきます。

私は、勝間塾に積極的にかかわり始めた昨年11月以来、直接体験したり、
コミュニティ内の方々とお話したりする形で学ぶ機会が多くなり、
行動に結びつくまでの時間が従前よりはるかに短くなりました。

他方で、様々な魅力的な活動や人物に目移りしてしまい、自分の方向性を見失いそうになっているのも事実です。
「核」がしっかりしていないことの表れでしょう。
職業において、自分の核となるゴールをじっくり考えることをこの機会に実践します!

また、月例会で、佐々木さんは次のように言っていました。
・まず自分がワクワクするビジョンを持ちましょう。
・そのビジョンと目的を明確にし、発信しましょう。
・チームの一人ひとりを本気にさせましょう。そのためには自分の本気を示しましょう。
・やってみよう!と言ってくれる人と動くこと。
・「やってみる」で、短期間で成功体験を積ませましょう。

最近、本業へのモチベーションがやや落ち気味でしたが、
今日はこういうお話を伺うことで、自分がマネージャーとして、熱意をもって仕事をしていたかな、
皆へ成功体験を積ませようと意識していたかな、と振り返り、反省することしきり。
でも逆に、まだまだやれることがあると思うと、前向きな気持ちになれました。

ちなみに冒頭の課題に対し、私はこのように回答しました。

【課題】
これからの人材マネジメントに一番、重要な要素は何だと思いますか。それは何故ですか?

【回答】
多様な専門性をもつ「個」(メンバー)をマネジメントするために一番重要なのは、マネジメントの役割を果たす人
(マネージャー、すなわち、マネジメントというスキルをもったメンバー)も、他のメンバーと同様に、
ブレない核(目指したいゴール、世界観)をもっていること、そして、そのゴールは、
チームメンバー全員が同じ方向であり、共有されていることだと考えます。
 

目指すゴールが不明確になると、何のためにその仕事をしているのかわからなくなり、仕事への意欲が低下しますので、
スタート時に共有した後、走っている間もゴールは常に確認し共有しておくこと。
これがブレたり見失ってしまうと、いらぬ軋轢を生みますし、まじめに走り続けるのがしんどくなります。
今、どのようなゴールを目指しているか、言動を通じて他のメンバーにも伝わりますので、
やはり個々のメンバーがもつ核となる部分が、常に同じ方向を向いている、ということは重要だと考えました。

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