地上天気図の書き方講座へ参加しました
今日は台風が11年ぶりに、関東(千葉県)に上陸しました。
朝の通勤時間も、大雨と強い風でした。お昼すぎから午後5時ころまで、オフィスの窓から白っぽい景色が見えていました。ランチタイムに、今後の雨量を細かいデータで確認したところ、午後6時に雨が小やみになり、午後8時にはやむとの予想。何時まで残業するか考えましたが、6時半に仕事のメドが着いたので帰途につきました。
午後7時、地元の駅に着いたときは雨がやんでいたのですが、スーパーで寄り道をしたら、7時15分頃、ざーっと激しく再び雨。家から3分のスーパーなので平気でしたが、やはり予報どおり午後8時を過ぎるまでは油断できないということだったのでしょう。
ところで、私はこの4月から、ある山岳会が主催している「山の天気入門講座」に通っています。講座は全10回です。
第1回 気象の基礎
第2回 天気図の見方
第3回 夏山の気象
第4回 異常気象 (欠席)
につづき、先日は、
第5回 地上天気図の書き方
に参加してきました。
実は、第1回から第3回まで出席したところ、内容が難しくて、半分くらいしか理解できず、この後も受講し続けるか迷っていました。第4回は仕事の都合で間に合わないので欠席しましたが、行ってもわからないから、気分がのらないという気持ちになっていたのも事実です。しかし、受講料は10回分一括払済。時間とお金、どっちをとる?という選択を迫られていました。
先月、別の団体が主催する気象講座に参加した際、この悩みを他の方に話してみたところ、同じ講座に通ったことがあるという方が複数いて、皆さんが異口同音に「あの講座はわからない」と話していたので、私の理解力の問題もあるけれど、教える側の問題もあるのかな、と思うに至りました。そうなると、ますます、行く気持ちになれません。
おまけに、第5回「地上天気図の書き方」は、NHKラジオの気象通報をききながら、天気図に書いていくという作業なのですが、なんと、ラジオの気象講座は近々、放送終了となるとの情報も、同日の気象講座で得てしまいました。
がーん!私が行こうとしている講座、少なくとも第5回は、行っても意味がないんじゃない?
そして、極め付け。
勝間塾8月の課題図書は、速読術の一つであるフォトリーディングでしたが、そのコツとして、「本をはじめから終わりまで読む必要はない」「内容がわからないときは、今自分には必要ないからだ」といった考え方で読書することがポイントである、と教わったのです。
折しも、8月月例会の翌日が、地上天気図の書き方講座の日。通常は平日夜に2時間、というスケジュールですが、第5回は8月の日曜日、朝10時から午後5時という長丁場です。
最後まで迷いましたが、わからなかったら半日で帰ればいいや、と割り切って行くことにしました。フォトリ―の考え方も影響し、全部を理解できなくても何かこれだけは、という学びがあればいいや、という気持ちになれたのです。
そして結論は。
行ってよかったです!
いまさら、ですが、天気図に出てくる天気記号、気圧、風力の記号の意味を教わりました。
(これ、一番最初に教えてほしかったなー。受講後アンケートにそう書きました。)
そして、わかりやすい天気図の解説本も配布されました。これをざざっと読むと、過去の意味不明だった講座内容への理解もすすみました。
(これも、最初に配ってほしかったなー。同じくアンケートに書きました。)
さらに、実際に天気図を「書く」というアウトプット。これがあったおかげで、理解不十分なところがその場で明確になりました。
結局、最後まで受講することができましたし、今後も参加しようという意欲がわきました。
あー、よかった。やっぱり、教え方の問題だったのかな。